村上駅から徒歩3分の花屋さん。長年の常連さんも多く、季節の変化に合わせて、アレンジメントを提案してくれるそうです。
今回は、花のふじ井で働く鈴木亮祐さんに話を聞いてみました。
鈴木亮祐(28)
すずきりょうすけ
趣味:仕事
Q なぜ花屋さんになろうと思ったんでしょうか?
前から人にお花を贈るのが好きだったことがきっかけです。花束やアレンジメントを自分で作ってみたいという気持ちが少しずつ強くなっていきました。
Q お仕事の主な内容は?
花束やアレンジメントを作ることがほとんどです。また、あまり知られていませんがご葬儀のお花をご用意することもあります。
生活のさまざまなシーンに合わせたお花を提供しています。
Q 仕事で1番楽しい瞬間はどんな時ですか?
お客様の前で花束やアレンジメントを作ったときに、感激していただけたり褒めていただけたりすると特に嬉しいですね。
Q お店のコンセプトはありますか?
地域密着型のサービスを意識しています。
老若男女どんなお客様がいらっしゃっても、ご期待以上の商品を鮮度のいい状態で提供することを大事にしています。
Q 人気な商品はズバリ何ですか?
一番人気はバラですね。また今の時期ですとチューリップやスイートピーなど。季節のお花も人気商品です。
Q 仕事上で1番大変だったことは?
"おまかせ" が1番難しいですね。
お客様が求めているイメージや用途などをお聞きしながら、喜んでいただくために日々試行錯誤しています。
Q お客さんに求められているものはなんですか?
お花の日持ち、商品の完成度、スピードを求められます。
お花はずっと残る物ではないので、贈られた方の心に残るような商品制作を心掛けています。
Q 今はスーパーやホームセンターにも花を取り扱うことが多くなってきているのですが、そこの違いってどんなことがありますか?
同じ種類の花でもランクによって品質に差があります。当店では「優」「秀」と呼ばれる高品質のお花しか仕入れていません。
専門家として、100%お花の良さを活かせるよう、お花の取扱い方やデザイン性にもこだわっています。
Q 花や観葉植物に関するよくある誤解や間違った飼育方法があれば教えて欲しいです。
アレンジメントはフラワーフォームと呼ばれるスポンジのおかげでお渡しするまで時間があっても問題ないのですが、花束だとラッピング処理の関係上、水を入れられる量が限られているため「明後日渡すんですけど」と言われても、お渡しするまで花がもたないこともあります。
え!?そうなんですか。知りませんでした。
そうなんです。よく誤解されるのですが、どうしても花束の鮮度には期限があるので、なるべく早く渡してもらいたいというのが本心です!
また、季節によってはお花の種類にも限りがあります。どうしても入れたいお花があるときは事前予約していただければ、特別に仕入れもできるので、ぜひご相談ください。
Q 前もって事前に予約することが大切ということですね。
ちょっと変な質問なんですが、レアな花ってなんかあるんでしょうか?
違う季節のお花ですね。例えば冬にヒマワリやアジサイなどです。
また近年人気のキングプロテアなどネイティブフラワーも取り揃えるようにしています。
花もちも良いですし、ドライフラワーにしても楽しめますよ。
Q え!?そんなの可能なんですか。
はい。今もお店にあります。
あまり見かけない品種を取り入れることで、おしゃれ感や特別感が出ることは間違い無いですね。
Q 花屋さんとして今後実現したい目標はありますか?
時代のトレンドを取り入れて、一部の人に突き刺さる商品を提供できることを目標にしています。
万人受けはもちろんですが、お客様のニーズはそれぞれ違いますし、オンリーワンの商品を制作できるよう日々考えています。
取材を終えて ー
中学生、高校生の頃にもっとお花に詳しかったら、モテたのになーーと思いました。
結論、世の中の男子は、お花屋さんをもっと活用するべき!!と思いました。
花に全然詳しくない方もりょうすけさんがわかりやすく説明してくれますし、安心ですね。