2024.03.05
ファミリーレストランメイク|親子でつなぐ、肉にこだわる老舗洋食店
by イトーリュート
今回は、ザ・村上の食 をお求めの方にぴったりのお店を紹介します。
村上市山居町にある和食 四川料理 千経(せんけい)さんです。
村上では、鮭のシーズンと重なる 秋から冬にかけての行楽シーズン 特に、市外・県外から観光に訪れるお客様が多くなります。
日本海東北自動車道 村上瀬波温泉ICから車で3分ほど 店の前には普通車15台分の広い駐車場
お店のイチオシは、村上牛。2024年 秋・冬編が スタートした「村上どんぶり合戦」に参加中です。
市外・県外のお客様には「村上特産 鮭と牛の二色重」3,630円(税込み)が特に人気とのこと。
岩船産コシヒカリの上に、村上特産の塩引き鮭 と 村上牛がのった、村上づくしの豪華なコラボ重だ!
メニューを持ってくれているのは店主の竹内敏雄さん
そして、今回ザ・村上の食としてお勧めしたいのがこちら。
はらこと塩引き鮭の親子丼 2,200円(税込み)
※「はらこ」は村上弁でイクラの意
村上で親子丼と言えば、鮭とハラコ!?
塩引き鮭の焼き方にはこだわっている、と店主の敏雄さん。
見た目にもふっくら、中はややレア感を残していて、熟成された塩引き鮭の旨味が感じられます。塩加減もちょうどよく、とっても食べやすい!
はらこのレシピは先代から受け継いだ、酒を一切使わないのが「千経」のオリジナル
鮭のシーズンと重なる秋冬の行楽シーズンは、市外・県外からのお客様が観光に訪れ、塩引き鮭の注文が多くなる、とのこと。
また、観光バスが停められるほど駐車スペースが広いため、長野県や群馬県からのツアーで、ランチ30人を受け入れることもあるとか。
店内は広く、席数が多いため、ツアーでは1人で参加のお客様用の席、2人席、3人席を用意するなど受け入れ態勢もバッチリ。
仕出しの注文にも力を入れているそうで
・オードブルは、5人前で10,000円(税抜き)から
・お弁当は、1,500円(税抜き)から
どちらもご予算、ご要望などお気軽にご相談くださいとのこと(お渡しは要来店)
この日は、オードブルに使う有頭えび、はたはた、くちぼそがれいを仕込んでいた
「和食 四川料理 千経」という店名通り、メニューはバラエティに富んでいます。
季節ごとのおいしい旬の食材・地元の食材を、数量限定品の季節料理として提供。
他店ではコース料理に出てくるようなメニューも、気軽に単品で注文できる。
店主の敏雄さん(左)は旧栄町出身(現三条市)、小学校の頃から料理人になりたいと思っていたそうで、大阪市の辻調理師専門学校に進学、北京料理店で住み込みのバイトを経験し、新潟市の四川飯店で腕を振るった。
一緒に調理場に立つのは、長男の柊斗さん(右)。
専門学校に進学後、先生の勧めで新潟市の料亭「鍋茶屋」に就職。3段ベッドで共に暮らす同僚と、4年間腕を磨いた。その後、西堀の日本料理屋で3年間勤めた。
鍋茶屋の社長から贈られた柳刃包丁は今も大切に使っている
2021年 長男・柊斗さんが村上に帰ってきたことを「うれしかった」と話してくれたのは店主の敏雄さん。
31年前に婿入りして「千経」に入った時から、ゆくゆくは子どもに継いで欲しいという思いがあったそう。後継者に悩むお店も多い中、頼もしい存在。
桧の一枚もののカウンター、大工さんが見ると「おおっ」と反応してくれるのが嬉しい
藤井折箱屋の店主。たまに、webライター。観光で訪れた先で、現地の人が、普段利用しているお店って気になりますよね。そんなスポットを紹介します。ラジオ好き。たまに投稿も。あと、将棋うまくなりたい。
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