REPORTピックアップレポート

和食 四川料理 千経|親子で届ける村上の味

2024.10.26

今回は、ザ・村上の食 をお求めの方にぴったりのお店を紹介します。

村上市山居町にある和食 四川料理 千経(せんけい)さんです。
 


村上では、鮭のシーズンと重なる 秋から冬にかけての行楽シーズン 特に、市外・県外から観光に訪れるお客様が多くなります。


日本海東北自動車道 村上瀬波温泉ICから車で3分ほど 店の前には普通車15台分の広い駐車場


お店のイチオシは、村上牛。2024年 秋・冬編が スタートした「村上どんぶり合戦」に参加中です。

市外・県外のお客様には「村上特産 鮭と牛の二色重」3,630円(税込み)が特に人気とのこと。

岩船産コシヒカリの上に、村上特産の塩引き鮭 と 村上牛がのった、村上づくしの豪華なコラボ重だ!

メニューを持ってくれているのは店主の竹内敏雄さん


そして、今回ザ・村上の食としてお勧めしたいのがこちら。
はらこと塩引き鮭の親子丼 2,200円(税込み)
※「はらこ」は村上弁でイクラの意

村上で親子丼と言えば、鮭とハラコ!?


塩引き鮭の焼き方にはこだわっている、と店主の敏雄さん。
見た目にもふっくら、中はややレア感を残していて、熟成された塩引き鮭の旨味が感じられます。塩加減もちょうどよく、とっても食べやすい!

はらこのレシピは先代から受け継いだ、酒を一切使わないのが「千経」のオリジナル


鮭のシーズンと重なる秋冬の行楽シーズンは、市外・県外からのお客様が観光に訪れ、塩引き鮭の注文が多くなる、とのこと。

また、観光バスが停められるほど駐車スペースが広いため、長野県や群馬県からのツアーで、ランチ30人を受け入れることもあるとか。
 



店内は広く、席数が多いため、ツアーでは1人で参加のお客様用の席、2人席、3人席を用意するなど受け入れ態勢もバッチリ。

仕出しの注文にも力を入れているそうで
・オードブルは、5人前で10,000円(税抜き)から
・お弁当は、1,500円(税抜き)から
どちらもご予算、ご要望などお気軽にご相談くださいとのこと(お渡しは要来店)

この日は、オードブルに使う有頭えび、はたはた、くちぼそがれいを仕込んでいた


「和食 四川料理 千経」という店名通り、メニューはバラエティに富んでいます。



季節ごとのおいしい旬の食材・地元の食材を、数量限定品の季節料理として提供。
他店ではコース料理に出てくるようなメニューも、気軽に単品で注文できる。



店主の敏雄さん(左)は旧栄町出身(現三条市)、小学校の頃から料理人になりたいと思っていたそうで、大阪市の辻調理師専門学校に進学、北京料理店で住み込みのバイトを経験し、新潟市の四川飯店で腕を振るった。

一緒に調理場に立つのは、長男の柊斗さん(右)。
専門学校に進学後、先生の勧めで新潟市の料亭「鍋茶屋」に就職。3段ベッドで共に暮らす同僚と、4年間腕を磨いた。その後、西堀の日本料理屋で3年間勤めた。

鍋茶屋の社長から贈られた柳刃包丁は今も大切に使っている


2021年 長男・柊斗さんが村上に帰ってきたことを「うれしかった」と話してくれたのは店主の敏雄さん。
31年前に婿入りして「千経」に入った時から、ゆくゆくは子どもに継いで欲しいという思いがあったそう。後継者に悩むお店も多い中、頼もしい存在。

桧の一枚もののカウンター、大工さんが見ると「おおっ」と反応してくれるのが嬉しい
 

さりげなく飾られているサイン
2003年 俳優の夏八木勲さんと桃井かおりさん(右)
2023年 ゴスペラーズ 黒沢薫さん(左)

村上の味を堪能したい市外の方、また、鮭を食べ飽きた村上の方も、この冬、注目の親子が作る村上の味覚に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。
  • 項目の入力
  • 入力内容の確認
  • 送信完了
  • コメントを書く
  • ハンドルネーム
【注意事項】
*記事に対して相応しくないコメントについては削除対象となる場合がございます。ご了承の程お願いいたします。

この記事を書いた人

おりばこ屋ふじい

藤井折箱屋の店主。たまに、webライター。観光で訪れた先で、現地の人が、普段利用しているお店って気になりますよね。そんなスポットを紹介します。ラジオ好き。たまに投稿も。あと、将棋うまくなりたい。

この記事を読んだ人はこんな記事を見ています

RANKINGピックアップレポート