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Casa del Faro 村上の新鮮食材を楽しめる古民家改装イタリアン

2023.10.17

村上市街から海岸線に出て、県北・笹川流れを目指して10分ほど車を走らせると見えてくるイタリアンカラーののぼり旗とモダンな外観。

日本海にほど近い柏尾(かしお)集落にある南欧料理とイタリアンのお店がCasa del Faro(カーサ デル ファーロ)さんです。



オーナーの鈴木さんご夫妻は、奥様が村上市出身。お知り合いが管理していた築70年ほどの空き家の古民家を、建築士の資格をもつ奥様が中心となってリノベーション。
東京出身で長年シェフとして都内で活躍してきた旦那様と一緒にUIターンして2018年にオープンしました。店内は立派な梁や柱、欄間や建具、使われてきたタンスなどを生かした古民家らしさとレストランとしての居心地の良さをどちらも感じる空間です。

余談ですが、筆者の宿をリノベーションする際に不要になったガラスの扉のキャビネットが店内奥で活躍しています。



その日ごとのおすすめメニューや旬の魚や野菜を使ったランチのパスタなど、メニューが変わるので、何度行っても新しい美味しさに出会えます。

定番メニューで特徴的なのは、カニ味噌料理。写真はカニ味噌グラタン。あつあつクリーミーなグラタンにカニ味噌の風味が広がって、くせになる味わいです。



村上で手に入る新鮮な食材を、さらに美味しくしてくれるシェフの料理。野菜や果物の中には、敷地内の畑で育てているものを使っているものもあるそう。

ランチ、カフェ、ディナーそれぞれの時間に合わせたメニューがあるので、ドライブのランチやカフェ休憩にもぴったり。

カフェタイムに味わえるドルチェもシェフの手作りで、季節の果物を使ったシェフ手作りのスイーツを楽しんだり、オーナーご夫婦もお酒が好きなので、ディナーではおつまみにぴったりなメニューを頼んで、ゆったりワインを楽しんだりとそれぞれの時間帯で異なる楽しみ方ができます。



今年の秋からは2階で「おもちゃ基地 Ramo Base」が始まりました。

おもちゃコーディネーター・おもちゃコンサルタントの資格を持つ長谷部さんがチョイスした世界中のかわいい・楽しい・知育に役立つおもちゃで遊べる空間です。

大人も子供も(特に大人が)夢中になってしまうアナログなおもちゃたち。主に土日の開催なのでInstagramで情報をチェックしてぜひぜひ遊びに行ってみてください!
 
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この記事を書いた人

松本典子

村上市の小さな宿「よはくや」のオーナー兼フリーライターです。村上生まれ、村上育ち。観光に来た人を連れて行きたくなるお店、ガイドブックに載らないようなお店、ふだんのまちの様子など、地元の目線でお届けします!

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