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お客さんとのやりとりで気づかせてもらった3つの村上の魅力

2023.10.23

こちらを読んでいる方は、村上が地元の方でしょうか?
UターンやIターンで、村上に暮らしている方でしょうか?村上に生まれ上京し、2010年に村上にUターン、2018年によはくやを開業した私が、自分自身が感じたりお客さんとのやりとりで気づかせてもらった村上のよいところを3つ、挙げていきたいと思います。

自然が近い



東京から戻ってきたばかりの頃は、ビルに邪魔されず広い空を染める夕焼けの美しさや、道端の野の花が季節を感じさせてくれることに感動に近い感覚を味わっていました。

東京で暮らしていた頃は、満員の地下鉄で通勤する生活でした。昼も夜も変わらない、ただただ暗い中を進む地下鉄に乗り続けていると、季節を肌で感じることが少なかったように思います。


そして、気軽に自然に触れられる地の利も魅力。海・山・川、どれも、よはくやからは全て車を少し走らせたら行ける距離にあります。
海まで10分、三面川まで5分、気軽に登れるお城山(臥牛山)までは5分。

例えば海に遊びに行く時も、浮き輪やタープや椅子などを用意した完全装備の県外ナンバーの車がたくさん停まっているのを横目に、装備ゼロ、Tシャツ・短パン・サンダルで浜遊びをしてさっと帰ることにちょっとした優越感を感じてしまいます。

食べ物が美味しい

お米や野菜だけでなく、魚、肉、何を食べても美味しい。


地元を依枯贔屓しているのではと自分でも思ったのですが、お客さんも同じことを言います。
「村上に来てから食べたもの、全部美味しいんです」というお客さんの言葉が印象に残っていて。客観的に見ても、やはり美味しい物が多いのではと思います。


食材そのものの美味しさ、何より鮮度、味付けにクセがない(甘すぎる、塩辛すぎる、など)、そして水が美味しいのも理由の一つではないかと感じています。

歴史や文化が身近にある

埼玉のニュータウンで生まれ育ったお客さんから、「これだけ文化的なものに囲まれて暮らしていて羨ましい」と言われたことがあります。

日本中(世界中)どこにでも歴史や文化はあるものと思っていたけれど、それを身近に感じられるかどうかはまた別の話なのだとお客さんから教えてもらいました。
いわゆる“新しい町”には、土地の歴史はあっても、暮らしの歴史は染み付いていないのかもしれない。村上を案内していると「今でも暮らしている築120年の建物」「創業300年」というような単語が出てきます。

古い物事が残っているほどえらい、すごい、とは簡単に言えないとは思うけれど、豊かな土地だなと感じます。

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この記事を書いた人

松本典子

村上市の小さな宿「よはくや」のオーナー兼フリーライターです。村上生まれ、村上育ち。観光に来た人を連れて行きたくなるお店、ガイドブックに載らないようなお店、ふだんのまちの様子など、地元の目線でお届けします!

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