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Blue Monster|色とりどりのサンドイッチが気分を上げる

2024.02.14

サンドイッチのお店、Blue Monster(ブルーモンスター)が、このほど2024年1月に村上市南町のストレイトアヘッド内に移転して再スタートしました。

移転を機にメニューを刷新し、ランチ提供も始めるなど、アップデートし続ける佐藤代表にお話を伺いに行ってきました。



BlueMonster、村上病院前に出店するも…

まず、移転前のBlueMonsterは、村上市南町のイタリアンバー・ストレイトアヘッドの姉妹店として2022年2月に村上病院前(旧住所:村上市村上)で新規オープンしたお店です。

コロナ禍でのテイクアウト需要を見込み、サンドイッチ&スープをメイン商品として売り出しました。
開店当初は目新しさもあってか、まずまずの客入りとなりましたが、次第に客足は鈍ります。そんな中で、ご飯物やカレーなどでメニューに変化をつけたり、SNSでの情報発信などに努めていきますが、納得できる効果は上がりませんでした。

要因として、期待していたよりも人通りが少なく、それを補うだけの魅力を生み出すことができなかった。自分の力不足だった、と真摯に振り返る様子からも佐藤さんのひたむきな人柄が伺えます。

夜はイタリアンバーなので、内装は落ち着いた雰囲気 元の建物は実は歯医者さん

メニューもリニューアルし、南町で再出発!

移転先の南町では、ストレイトアヘッドのカウンター上にサンドイッチがフードケースで陳列され、お肉から野菜、デザート系まで、日替わりで12〜15種類程度、バラエティ豊富なサンドイッチが並び、見ているだけでも気分が盛り上がりそう。



おかず系のサンドイッチのパンには、柔らかくてほんのり甘みのあるブリオッシュを使用し、子どもからお年寄りまで幅広く愛される美味しさに。

デザート系サンドイッチに使う生クリームにはマスカルポーネチーズを加えて、爽やかな風味としながらもコクのある味わいになっています。

BLT、スモークサーモン、エビタマ

サンドイッチは販売する以前から、佐藤さんの奥様の得意料理の一つでした。家で食べたサンドイッチの美味しさから「これは行ける!」と思ったのが商品化のきっかけだそうです。

調理の際にはパンと具材、調味料が最高の美味しさを生み出すバランスを追求し、グラム単位での配分を心がけて作っています。

移転後も、以前からの常連さんが引き続き買いに来てくれたりと、ファンの心はしっかりと掴んだ様子。

生クリームたっぷり、いちごのサンドイッチ

同時に提供を始めたランチメニューでは、丼やカレー、オムライスなどがあるので、やっぱりお昼はご飯が食べたいな、という方の選択肢にも人気。

さらにはランチを食べて、食後のデザート用にフルーツサンドを持ち帰る至福のひとときにも対応します。

ランチメニューもんすたぁ丼は、ガツンとお肉!

ここで佐藤さんにいくつか質問を投げかけてみます。

Q 好きな食べ物は何ですか?

ピザと言いたいところですが…寿司ですね…笑。普段イタリアンが多いので、ご馳走となると寿司が食べたくなります。

Q 意外と日本人ですね。村上でよく行くお店はどこですか?

和楽寿司です。店主の愛想が良すぎるのと、コストパフォーマンスが良いので結構利用させてもらってます。
あとは囲炉裏庵とTitto bakka。囲炉裏庵はメニューが豊富だし、雰囲気が好きで。Titto bakkaはクレープを食べに行きます。

Q 好きな言葉は何ですか?

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ですかね。常に新しいことに挑戦しようと心がけています。

Q 困っていることはありますか?

皆さん同じだと思いますが、仕入れ値が激上がりしていることですね。キツイっす。

バーなので昼飲み対応

それでも挑戦を続ける

佐藤さんは30歳の時に地元村上へUターン。かねてより飲食店の持つの雰囲気に魅力を感じていたこともあり、自分の店を持つため、縁ができた仙台のイタリアンへ修行に赴きました。

修行先ではピザ作りの難しさに苦労しながらも、それゆえの面白さで充実した時間を過ごして村上に帰り、村上駅前(後に南町に移転)でイタリアンバー・ストレイトアヘッドの開店に至ります。

その頃、村上市内には窯で焼いた自家製ピザを提供する本格的なイタリアンが無かったことから、佐藤さんは村上市イタリアンのパイオニアに。



今後の目標は「ブルーモンスター、ストレイトアヘッドをもっとたくさんの人に知ってもらいたい」と静かに闘志を燃やします。これからも虎穴に入り続ける佐藤さんに注目していきましょう。

ぜひ、お店に訪れてサンドイッチ・ランチ・ピザなどなど、昼も、夜も味わってみてください。
 
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この記事を書いた人

スプスプ編集部

どんなに良いことも発信しなければ無に等しい。過去・現在を知ることは未来を作ること。情報の力で地域がより良くなると信じて。

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